～「CLINICS」と統合し、医療サービスの利便性が向上～

　NTTドコモは、電子お薬手帳サービスの「おくすり手帳Link」について、2023年９月30日にサービスを終了し、株式会社メドレーが共同運営するオンライン診察・服薬指導アプリ「CLINICS」へ統合すると発表した。今回の取り組みにより、患者の診察、服薬指導、服薬管理、フォローアップといったことが１つのアプリで可能となる。

　「おくすり手帳Link」とは、患者向けアプリと薬局向けシステムからなるサービスで、薬局が患者に服薬指導を実施でき、また、処方箋の事前送信により患者のお薬受け取り時間を短縮できるものである。日頃から使っているスマートフォンを「お薬手帳」として活用でるので、突然の受信時や持参忘れを防ぎ、また、アラーム機能により正しい服薬をサポートしてくれる。ドコモだけでなく、auやソフトバンクユーザーでも利用可能。

　現在の「おくすり手帳Link」については、2022年9月9日から新規利用者の受付を終了し、サービスを利用中の薬局に対してはメドレー社のシステムを導入できるよう推奨していくとのこと。2023年9月30日をもって本サービスの提供は終了する。
詳しい案内については、2022年9月下旬以降に「おくすり手帳Link」アプリ上で実施する予定だ。